パリのトイレでシルブプレー

21世紀になって数年後、年越し番組のエキストラをやったことがある。
当時飲食店で夜勤のアルバイトをしており、大晦日は予定が入っていたがエキストラが面白そうだったので、なんとか大晦日に代わりに働いてくれる人を見つけて千葉の山奥へバスで向かった。
当初は30日リハーサル、31日本番で間は帰れるという話だったのだが待てども待てでもリハは始まらず、ロケバスの中で弁当を食べてた。
弁当が余れば、手を挙げてもらって食べた。結局その日はリハができず、夜は急遽旅館の大部屋で雑魚寝。
で翌日もまたバス待機で弁当弁当、また弁当。
結局リハはなく、本番。ふんどし一丁で崖を走り下りる坊主頭のその他大勢。
特に問題もなくロケは終わり、元旦に東京で解散。
代わってもらった人に挨拶にバイト先へ。カレーを食べながらその友達を待ち、東京に出て来て間もないその友達を近所の神社に案内。
初詣を済ませて分かれると、便意を感じたので早足で自宅へと向かう。
当時は8階建てのマンションの3階にある実家に済んでいたのだがあまりにも空がきれいで、8階から景色を見てみたい衝動を抑えきれずエレベーターで8階へ。
あの空は本当にきれいだった。
しばらく佇んでいると、先程感じた便意をまた感じたのでエレベーターを待つ時間も惜しく階段で3階へ向かう。
5階、4階、3階、ああもうすぐトイレに行ける、そんな時に限ってすぐに脱げないコンバース
元旦の分厚い新聞を脇に挟んでかがんでスニーカーのベルクロをはがす。ベリッベリッブリッ!?
あ。
そんなスタートを切ったこの年はうんこの当たり年でその後もモンブランという当時組んでいたバンドのDVD作成中、部屋に籠って映像編集中にも漏らしたりもしましたが、それはまた別の話。
http://d.hatena.ne.jp/syabukitakyokai/20090220/1235314732