サイラス・マアナー

高校の時に拾ったシリーズ。
途中、なんか鉛筆でマークしてあった。
翻訳だからしょうがないのかもしれないが、言い回しがちょっと回りくどい気がした。
あと、外人だからかなんなのか、あまり脇役の名前が覚えられないが、これは昔からだな。
最近ちょっと太宰とか谷崎とか読んでたから、ひどいオチになるかと思ったら普通にいい話で。おもしろかった。
1861年の作品だそうで、150年前のイギリスの小説を読んで、キリスト教も知らない私が普通に感情移入できるのがすごい。
これ映画化したら、高校生のときにデートで見に行きたい。

サイラス・マアナー〈上巻〉 (1952年) (岩波文庫)

サイラス・マアナー〈上巻〉 (1952年) (岩波文庫)